2025.12.10
選んで失敗しない!ダイニングキャビネットの選び方と配置のコツ

食器やカトラリー、調理家電をまとめて収納できる「ダイニングキャビネット」は、ダイニングやキッチンの整理整頓に欠かせない存在です。
しかし、事前の計画不足から、購入後「サイズが合わなかった」「動線が悪くなった」「収納力が足りなかった」と後悔してしまうケースも少なくありません。
今回はダイニングキャビネットの選び方のポイントと、実際に使うときに重要な配置のコツを分かりやすく解説します。
ダイニングキャビネット選びでよくある失敗
まずは、実際によく聞かれる「失敗例」を見てみましょう。
「サイズが合わなかった」
購入前に幅や高さだけを測って安心してしまい、引き出しを開けたときに通路がふさがる、扉が開けられないといった問題が発生することがあります。
「 収納力が足りない/大きすぎた」
見た目が気に入って購入したものの、日常的に使う食器や家電が入りきらない、逆に大きすぎて圧迫感が出てしまうこともあります。
「動線が悪化した」
電子レンジや炊飯器を置くスペースの高さが合わず、調理や配膳の動きがぎこちなくなることも。 毎日のことだからこそストレスになりやすいポイントです。
「コンセントの位置を見落とした」
家電収納タイプのキャビネットを導入したのに、近くにコンセントがなく延長コードが必要になった、というケースもあります。
こうした「失敗」は、事前の計測や使い方のイメージ不足から生まれることがほとんどです。
失敗をしないように、以下を参考にダイニングキャビネットの選び方を知っておきましょう。
ダイニングキャビネットの選び方の基本
では、どのように選べば失敗を防げるのでしょうか。
ポイントを順番に見ていきます。
1. 設置スペースを正確に測る
幅・高さ・奥行きだけでなく、扉や引き出しを開けるときに必要なスペースや、通路の幅も含めて計測しましょう。
特に奥行きは見落とされがちですが、キャビネットが大きすぎると椅子を引いたときにぶつかるなど、生活動線に支障をきたします。
2. 収納する物を事前に把握する
家族の人数や持っている食器・調理家電の種類に合わせて収納量を考えましょう。
「普段使う物」「来客用」「季節の食器」など分類してリスト化しておくと、必要な収納力が見えてきます。
3. 使用頻度に応じて配置を考える
よく使う食器やカトラリーは腰高〜目線の高さに、使用頻度の低い物は高い位置や下段に収納すると使いやすくなります。
キャビネットのデザインや棚板の可動範囲が、この収納計画に合うかを確認しましょう。
4. 家電のサイズと熱対策を忘れない
レンジや炊飯器を収納する場合は、サイズに余裕をもたせることが大切です。
さらに蒸気や熱を逃がすためにスライド棚や通気孔があるかどうかも確認しましょう。
5. インテリアとの調和
ダイニングは家族が集う場所。
キャビネットだけが浮いてしまわないように、テーブルや椅子の色味・素材感と揃えると空間がまとまります。
ダイニングキャビネットの配置のコツ
ダイニングキャビネットの選び方について知識を深めたら、次は配置についても知っておきましょう。
せっかく購入したのに、設置がうまく行かなければその機能やデザイン性は十分に発揮できませんよね。
また、選んだキャビネットをどう置くかで、使いやすさも大きく変わります。
ここからは配置のコツを解説します。
通路の確保が第一
椅子を引いたときに人が通れるだけの幅(最低でも60cm以上)は残しましょう。
通路が狭いとストレスが溜まり、家族がすれ違うのも大変になります。
作業動線を意識する
キッチンから食卓へ料理を運ぶルート上にキャビネットを配置すると、配膳や片付けがスムーズになります。
逆に通路を遮る位置に置くと、動きにくさが倍増するため注意が必要です。
家電の使いやすさを優先
炊飯器やレンジを置く場合、開閉方向や蒸気の逃げ場を考えた位置に配置しましょう。
壁際に置くと熱や湿気がこもりやすくなるので、換気がしやすい配置を心がけます。
光や窓とのバランス
高さのあるキャビネットは採光を遮ることもあります。
窓際に置く場合は背の低いタイプを選ぶか、窓をふさがない位置に調整しましょう。
ダイニングキャビネットのタイプ別おすすめ
次は、ダイニングキャビネットを選ぶ際に重視していただきたいポイント、機能性についてご紹介します。
今回は、おすすめのダイニングキャビネットをタイプ別にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
お店に出向く前にイメージしておくとスムーズです。
食器収納重視タイプ
引き出しや棚が多く、家族分の食器をしっかり収納できます。
扉付きならホコリを防げ、見た目もすっきりします。
家電収納付きタイプ
電子レンジや炊飯器、電気ケトルなどを一か所にまとめたい家庭に最適。
スライド棚やコンセント付きで、使い勝手が大幅に向上します。
カウンター兼用タイプ
天板が広く調理や配膳スペースとしても使えるタイプ。
ダイニングとキッチンの間仕切り代わりに配置すると、作業効率とデザイン性を両立できます。
後悔しないためのチェックリスト
最後に上手なダイニングキャビネット選びに欠かせないチェックポイントをご紹介します。
購入の際の参考にしてみてください。
- サイズは設置場所+通路の余裕を含めて確認したか
- 収納する物を具体的にイメージしたか
- 家電のサイズや熱対策は十分か
- インテリアとの統一感を考えたか
- 配置後の生活動線をシミュレーションしたか
この5つを購入前に確認しておけば、大きな失敗を防ぐことができます。
機能的で快適なダイニング空間を目指して
今回はダイニングキャビネットについて解説しました。
ダイニングキャビネットは単なる収納家具ではなく、家族の暮らしやすさを左右する存在です。
皆さんも、収納計画や動線を意識したダイニングキャビネット選びで快適で美しい空間を目指してみてください。
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別の記事ではアウトレットで揃えるダイニングセットについて解説しています。
予算を抑えつつダイニングセットを新調したいとお考えの方は、こちらの記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。

